〒カワチ日手紙〒- 外 -

「あえて」以降の、生きる仕方の試みの記録。「父」像、「家族」像への試み。文中に出てくるCは妻で、五部林は息子です。

MRワクチン

 昨夜(ゆうべ)は、日手紙書いて、「hulu」で「LOST」のシーズン6の第十四話を見ようかと思ったら、すでに、三時前だったので就寝。毎日何をしているんだ、ぼくは。

 今朝、七時起床。
 きょうの午前中に、先日加入した生活クラブ生協大阪の注文用紙を提出することになっていたので、急いでチェック。その後、きょうは、保育所を遅刻する五部林とベランダに出て、ゆっくり洗濯物を干したり。暑くなりそうな陽射しだった。C、八時前、仕事へ。ベランダから、Cが歩いているのを五部林を抱き上げて見送る。振り返るかと思ったら、まったく振り返らず、どんどん歩いていた。
 母子手帳、保険証、乳幼児医療証など、それから、保育所支度セット(着替え、おしぼり、エプロン、オムツなど)を持って、外出。Fクリニック(小児科)へ。Fクリニックまでの二十分歩いただけですでに暑くて喉が渇いた。
 五部林が待合室のおもちゃで遊んでいる間に、MRワクチン(風疹・麻疹混合ワクチン)の問診票に記入。すぐに呼ばれて、まず、ぼくの予防接種(混合MRワクチン)。助成対象になるかならないかは、現在行政が検討中、と、先生から説明を受け「延期しても構わないですよ」と言われるが、とりあえず、大阪府の報道発表(大阪府/報道発表資料)では、昨日からの接種が対象となっていたので、気にせず受けることに。
 その後、ぼくから、恥ずかしながら質問。「女性の場合は、接種後、二ヶ月は避妊しなければならないと聞いたのですが、男は大丈夫ですか?(ま、そういうことする予定はないのですが)』と。それについて、先生曰く「MRワクチンは生ワクチンなので、精子のなかに、ワクチンが入り込む可能性はゼロではないですが、受精時に女性の身体からとりこまれる質量と比べて、天と地以上の差があるので、大丈夫だと思います』と。
 五部林を抱きながら、接種。五部林は、自分が打たれるものと思って半泣きになったが、ぼくが半泣きになるのを見て安心顔。
 その後、五部林の肌荒れを見てもらい、アレルギー血液検査(今年二月に続いて、生後四度目)のため、看護師さんに抱かれて別室へ(なぜか、血液検査・採血のときは、親と別にされる。よっぽどすごいことされてるのかと余計に心配になる)。五部林がひどく泣き叫ぶ声を耳にして、いたたまれなくなるが、我慢。
 それから、暑いなか、また歩いて、途中、北斗児童公園でお茶と少しおやつ食べさせて、保育所に登所。ぼくが「送り」に行ったのは初めてのことで、五部林と別れるときは、やっぱり辛かった。

 少しドラッグストアで買い物して、十一時頃帰宅。
 それから、ずっとパソコンに向かって、風疹ワクチンの情報を集めたり、それをTwitterでシェアしたり、守口市のホームページの「市民の声」に風疹ワクチンの助成時期について投書したり、何かと時間がとられてしまう。
 十四時頃、やっと昼食。昼食食べたら眠くなってしまい、十六時前には置きようと思っていたのに、寝過ごして、十六時十五分。仕方がないので、すぐに保育所に電話して「十五分ほど遅れます」と伝え、急いで支度して「お迎え」に。
 きょうは、夜に「第九回社会的ひきこもり支援者全国実践交流会in大阪*1」の第一回実行委員会があり(本番は、来年二月)、Fさんから誘われて参加することにしていたので、そのまま五部林を車に乗せ、Cの職場へ。
 少し渋滞していたが、十八時前にはCの職場に着いて、五部林を預け、ぼくは、なんばまで歩いて、地下鉄千日前線で谷町九丁目で下車。会場のたかつガーデンへ。

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 二、三十名ぐらいの若者支援団体関係者、ひきこもり当事者をもつ家族会の代表みたいな人が集まっていて、遠くは屋久島の人も。ぼくはなんだか場違いかもしれないな、と思っていたけど、話が進むに連れ、ぼくも少し発言。
 「支援者-被支援者」との関係性について、この場でも問題というか、課題になっているようで、それは、おそらく広く福祉の場において必ず出てくる話題だと思うのだけど、まず、この会では「社会的ひきこもり支援者」という名前を変更したいということを考えていると、「支援者-被支援者」との関係性に起こりがちな「対等ではない関係」を断ち切ることを目指すには、どう名称を変更すればいいのかという話で盛り上がった。事務局側は「全国社会的ひきこもり支援連絡会議」という名称を、ひきこもりという現象が、ひどく社会性をもち、単なる精神的な病ではないことをアピールするためにも「全国若者支援連絡会議」に変更し、今度の交流会を「若者・ひきこもり協同実践交流会」にしたいと提案するも、「ひきこもり」という単語を外すことに抵抗のある支援者もいて、まとまらず。
 ぼくは、名称変更を説明されるさいに、事務局長のYさんが、若者の<生きづらさ>ということばを遣われていたので、「全国若者支援連絡会議」というと、あまりにも元気ハツラツな若者も対象になることがイメージされ、ひきこもり当事者が近づきにくくなるかもしれないので、「全国若者生きづらさ支援連絡会議」とはどうでしょう? などと提案した。あとは「協同実践」ということば、とくに協同というと、「産学協同」のように、本来、協同という意味は、もっと広い意味をもったことばだと思われるが、何か経済とか、合理性とか、そういうイメージと結びつきやすいので、これまた、当事者にとっては「我々には無関係な場の話」だと思われるかもしれない、という意見を発言したりした。
 二十一時すぎ、閉会。

 九州らーめん亀王(谷九店)で、冷やし油ソバ+じゃんじゃん丼を注文。そして、久しぶりに谷町九丁目から地下鉄に乗って帰宅。
 以前、仕事をしているときは、この車両に乗って、毎日通勤していたことを思い出していた。
 二十二時すぎ、帰宅。Cと五部林は眠っており、これまた久しぶりに入浴(三日ぶり?)。今夜ははやく寝たいと思うけど、残すところあと四話の「LOST」も気になる。

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*1:第八回の宮崎大会のホームページは http://hikikomorishienmiyazaki.web.fc2.com/