〒カワチ日手紙〒- 外 -

「あえて」以降の、生きる仕方の試みの記録。「父」像、「家族」像への試み。文中に出てくるCは妻で、五部林は息子です。

パパカフェ

 昨夜(ゆうべ)は、20時に寝て、2時すぎに起き、日手紙などを更新してたら、あっという間に5時。
 6時すぎに、就寝。

 そして、今朝8時起床。
 短時間の睡眠時間のなかで夢を見ていたのだけど、「五部林の目が見えなくなってしまう」という夢で、目が見えなくなっても健気に笑って、電車のおもちゃで遊んでいる夢のなかの五部林の姿が、とてもかなしく、とても強烈だった。起きてCにそのことを話すと、「わたしも、よく、五部林が病気になったり、そういう夢見るよ」と言っていて、親というのはそんなものなのか、と思ったり。
 すでに、Cと五部林は、朝食を食べ終えていたので、急いで支度して、ぼくと五部林で外出。
 きょうは、「パパの子育てカフェ」@eトコ大阪市東成区)に。
 たいてい、車で行くのだけど、きょうは、五部林をバスに乗せてあげたくて、市バス(大阪市交通局)の守口車庫前まで歩き、そこから35系統・杭全(くまた)行きに乗る。地下鉄今里駅までの約30分間、五部林は、とても楽しそうに車窓の外を眺めたり、バス内をキョロキョロしたりしていた。
 地下鉄今里駅のバス停を下りると、目の前に東成消防署があって、消防車や救急車が止まっているのを見つけた五部林が、またものすごく大興奮し始めたので(今、五部林のなかで、バス、電車に続く、好きな乗り物ベスト3は救急車だ)、近くまで行って、見せてあげた。

 10時少し前、eトコ着。
 ぼくが、この「パパの子育てカフェ」(パパカフェ)に参加し始めたのは、五部林が生まれて約8ヶ月、Cとのやりとりが行き詰まっていた頃(2012年3月)に参加した*1大阪市クレオ大阪が主催していた「子育てパパの語り場(2012年度は「パパのこころ育てセミナー*2」という名称)」で、その会と同じスタッフの方々が「パパの子育てカフェ」を開いていると聞いたときだから、2012年4月、ちょうど1年前ぐらいになるだろうか。
 その後、月1回開催されている「パパカフェ」には、予定があるときを除いて出席していた。
 ぼくが働いており、Cが育休中のときは、ぼくが仕事が休みのときは、五部林と外出して、少しでもCを五部林の育児から解放させてあげたいという気持ちもあったし、何より、「パパカフェ」のゆるい雰囲気がぼくに合っていた。何もイベント事はなく、テーマも決めず話すだけ、それがぼくにはとても良かった。ただ、ぼくが「うつ」っぽくなってきた、去年の年末ぐらいからは足が遠のいていたので、とても久しぶりの参加だった。

 きょうも、ぼくが行くと、スタッフ以外の参加者は、ぼくひとりで、この1年間、たいていこういう感じだ。やはり、主催する側としては、もっと多くの人に参加してもらおうと苦慮されていて、今年度からは、ゆるトークの前に、ちょっとした企画をすることにしていて、きょうは「動画編集」についてだった。
 スタッフのSさんが、自らの息子さんが通っている幼稚園の「生活発表会」を撮影した動画を、見事に編集されていて、ぼくも、以前は、動画編集を仕事にしていたこともあったし、今もときどき五部林を撮影した映像を編集したりしているので、とても刺激的だった。
「編集とは「映像の『意味づけ』」、記憶をより「思い出」として残すよう、映像を切り取り、音楽を付けること」、そんなふうにSさんが話していたことが印象に残った。
 ぼくも、YouTubeにUPしている動画などを見てもらったりして、少し恥ずかしかったけど、とても楽しい時間だった。途中、遅れて、ひと組の参加者(お父さんと、お子さん2人連れ)も来られた。
 その後のゆるトークでは、少し切り出しにくかったのだけど、五部林が保育所に通い始めたことや、ぼくのこの数ヶ月のことを少し話した。

 五部林は、その間、家から持って行っていた電車のおもちゃで遊んだり、スタッフの人に遊んでもらったり、機嫌良く過ごしていたが、お茶菓子を欲しがり、大変だった。結局、ぼくがみんなと話したかったので、たくさんあげてしまうことに。

 「パパカフェ」での2時間があっという間に過ぎて、帰りは、五部林を地下鉄に乗せてやろうと思っていたので、今里駅に向っていると、途中の平戸公園のすべり台を見つけた五部林が、「ベビーカーから、下ろせ」と体をねじらすので、Cが昼食の支度をして待っているとは思ったが、公園で少し遊んで帰った。きょうは、うつ伏せ&後ろ向きですべるのが五部林の流行だった。

 それから、地下鉄今里筋線太子橋今市谷町線に乗り換えて、守口駅。地下鉄は、やはりあまりおもしろくないらしく、五部林は新森古市駅付近で、すでにグズりだし、席にじっと座っていなかったので、ベビーカーに座らせて、そして、そのまま谷町線に乗り換えるときには、五部林は寝てしまっていた。

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 14時前帰宅。
 五部林はそのまま布団で昼寝。ぼくは、Cが用意してくれていた昼食を食べる。8~14時まで、久しぶりの休日の「ひとり時間」をゆっくりできたのかな、と思っていると、「ずっと録画して見てなかった韓国ドラマ『トンイ』を見てた」とのこと。ゆっくり好きなドラマを見ることもできない日々なので、Cが良い時間を過ごせたようで良かったと思った。
 昼食後、ぼくは、別室で、きょう撮影してきた写真を整理したり、メールしたり。16時前、五部林が目覚めたようで、Cと遊んでる声が聞こえた。そして、ぼくも整理などを終えて、ぼくも昼寝しようと思ってると、Cから「五部林の爪切るから、手伝って」と言われ、「えー」と思ったが口には出さず、五部林を抱く。
 17時すぎ、別室で眠り始める。18時頃、「夕食できたよ」とCから起こされるも、起きれず。結局、20時前、五部林がお風呂で上げた喜びすぎている奇声で目が覚めた。五部林のかゆみ止めを塗ってやり、そのままCと五部林は和室で寝た。

 明日からまた1週間が始まる。無理せずやっていこう。