半径3mからの試み
昨夜(ゆうべ)は、「Hulu」で「LOST」(シーズン5)の1話(途中~)・2話を見て、1時前就寝。
今朝、7時すぎ起床。今朝もまた、Cと五部林はすでに朝食を食べ始めており、ふたりが食べ終えるのを待って、五部林の支度。歯磨き、かゆみ止め薬塗り、着替え、保育所の「れんらく帳」記入、などなど。
8時前、ふたりが出発。「今週も、無理したらあかんよ」と五部林に声をかける。
その後、朝食の後片付け、洗濯、お風呂掃除、部屋の片付けなどをして、PCの電源を入れて、facebookやメールをチェック&コメント返信、メール返信。
昨日、参加した「パパの子育てカフェ」のスタッフの一人、Sさんから、「来月のパパカフェの企画として『お父さんのためのSNS講座』(タイトルはおまかせしますが)の講師としてご登壇願えないでしょうか?」とのメールが届いており、そんなにSNSを熟知しているわけでもないし、むしろ、懐疑的に使っているのでちょっと分不相応な気もしたけど、「お役に立てるなら」と返信。
ただし、来月の「パパカフェ」開催日(5/12)は、マンションの管理組合の定期総会の日時と重なっており、新米理事としては、どうしても欠席するわけにはいかず、「再来月(6/9)以降でしたら」と。
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10時すぎ、外出。
きょうは、主夫としての大先輩・Wさんと南茨木駅で会う約束をしていた。当初は、モノレールで向う予定にしていたけど、あまりにも天気が良く、暖かそうでもあったので、愛車・リトルカブに乗って。中央環状線を北上。淀川を渡るとき、風が強く吹いており、フラフラしていたが、とても気持ちよかった。
南茨木駅に着いたのは、10時半すぎ。しばらく、駅周辺をウロウロ。書店が見当たらず、残念。
11時半前に、Wさんと大阪モノレールの改札で会う。
Wさんと会ったのは、去年の年末以来で、今から考えると、「うつ」のきっかけとなったクリスマス前の「トーキョーひとり旅」の直後だった。五部林とふたりで、Wさんの自宅にお伺いした。そのとき、すでにぼく自身も「うつ」の自覚は少し芽生えていたのだけど、それを具体的にWさんに話す勇気はそのときなかった。じぶんでも認めたくなかったのだと思う。
昨夜(ゆうべ)、ネットで検索して見つけておいた駅から徒歩数分の「Berry's cafe」に入り、ハンバーガーを注文。ランチ時間なのに、空いててゆっくり話ができて、良いお店だった。ぼくはチキンバーガーを注文したのだけど、かなりボリュームもあって満足。
Wさんとは、それから約2時間、近況報告やら子育て支援などの話を(「主夫」ならではの共感を得ながら)したり、気になって録画しているもののまだ見ていない「
http://www.nhk.or.jp/special/detail/2013/0406/」に宇野くん(宇野常寛)が出ていたことをWさんから聞いて、Wさんも宇野常寛の著作は読んだことがあるらしく、そこから、岡田斗司夫、内田樹らについての「シソー(思想)」話もできた。なかなか、子育てからシソーまで話ができる人はいないので、とても刺激的、且つ、うれしかった。
Wさんと、ぼくとの共通点があるとすれば、「主夫」であることを選んだ[でいる]点、同い年(1974年生まれ・Wさんが学年は1つ上)、そして、大上段に構えた試み(主義主張、イデオロギー)ではなく、じぶんの半径3mぐらいから何かを考える、考えようとしているところだろうか。またゆっくりお話したいと思った。五部林やWさんのお子さん(娘さん2人)がいっしょでももちろんいいし、きょうみたいにふたりでもいい。
13時半頃、店を出た。
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それから、愛車・リトルカブで自宅まで戻る途中、普段、中央環状線は車ではよく通るのだけど、路駐できる場所がないから、ゆっくり見たことがなかった新幹線の「鳥飼車両基地」で下りて、ゆっくり新幹線を眺めたり、地下鉄谷町線の「大日車庫」で、地下鉄を眺めたりして、贅沢な時間を過ごす。五部林も連れてきてあげたいと痛切に思った。大日車庫は散歩がてら来られない距離ではないが、鳥飼車両基地の方は、自転車がないとキツいと思う*1。
タキヤ(太子橋店)に寄って、洗濯柔軟剤、お風呂のカビ取り剤、サラダ油、五部林のオムツなどを買って、14時半ごろ、帰宅。
少し休んでから、夕食の支度(焼き鯖、キャベツとさつまいもの煮物、サラダなど)。
16時すぎ、五部林のお迎えにS保育所まで。
今朝の五部林は、Cとの別れ際少し泣いたということは聞いていたが、教室を覗くと、ニコニコしてトコトコぼくの方に歩いてきた。そこで抱き上げて「きょうも、いっぱい遊んだ?」と聞いたりしていると、担任のD先生がやってきて「お父さん、すいません、きょう、五部林くん、ちょっとお友達に手を噛まれてしまって、申し訳ありません」と言われ、ちょっと驚いたけど、噛まれたという右手を見ると、少し赤くなった痕は残っているものの、五部林自身、まったく気にしていないようだし、「相手のお子さんは大丈夫だったんですか?」とぼくが訊いたら、「ええ、それは、もう。お友達が遊んでいたおもちゃを、五部林くんも遊びたくて近づいていったら、ちょっと揉めてしまったようで」と、D先生。「それから、きょうは、どこかの扉で挟んでしまったのか、指の皮がめくれてしまってたり、おでこにもどこかに当たった痕がありますが、すいません、直接私が見たわけではないので、原因がわからないんですけど、これから気をつけますので」と、さらにD先生。
ぼくは、去年の夏まで勤めていた障害児施設では、こんなことは頻繁に起こっていたし、子どもどうしのことなら、と、まったく気にならなかったけど、もしも、逆に、五部林が誰かをケガさせたりしていたら、相手の親によっては、いろいろと気を遣ったり、謝罪に行ったりしなければならないことが、今後起こりうるのかなぁ、と思ったりもした。
保育所からの帰りに、外島公園に寄って、遊ぶ。
ちょうど、同じS保育所の1つ上のクラスの女の子が遊んでおり、五部林といっしょにすべり台や砂遊びをしてくれる。そばにいた母親らしき人に話しかけると、彼女は名前をRちゃんと言って、2才5ヶ月らしかった。Rちゃんも、この4月から保育所に通い始めたということだった。
五部林とRちゃんが遊んでいる間、ぼくはそのお母さんと、保育所ライフについてや、2才になるとどんな感じになるのか、とか、お腹が大きかったので「お2人目ですか?」とか、いろんな話ができて、楽しかった。
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18時前、帰宅。Cに五部林のケガのことをメールで報告、さらに、Cのお義母さんからも別件でメールをもらってたので、別件の返事と、ついでにケガのことを報告。その後、ふたりで食事。
その後、夕食の後片付け、洗濯物を取り入れたりしていると、五部林が、また、三宮麻由子・ぶん/みねおみつ・え『でんしゃはうたう』を手に、ぼくに、読め、読めとせがむ。結局、きょうも3回ほど読んだ。
19時半前、C帰宅。お風呂に入ろうとしたら、五部林が今度はCに、間瀬なおかた『でんしゃでいこうでんしゃでかえろう (のりもの×体感×しかけ【2歳・3歳・4歳児の絵本】)』を手に、読め、読めとせがみ、Cは往復2回ほど読んでいた*2。そして、『でんしゃでいこうでんしゃでかえろう (のりもの×体感×しかけ【2歳・3歳・4歳児の絵本】)』の背表紙に描かれている小さな電車の絵を指さして、とても満足気な顔をしてから、入浴。
20時すぎ、布団に入って、昨夜(ゆうべ)も喜んでCに読んでもらっていたらしい、きむらよしお『わんニャン』(こどものとも0.1.2. 2013年 01月号 [雑誌])を読んだり、なぜか懐中電灯にこだわって、しばらくウロウロしていたが、すぐに眠った。
- 作者:麻由子, 三宮
- 発売日: 2009/04/10
- メディア: ハードカバー
でんしゃでいこうでんしゃでかえろう (のりもの×体感×しかけ【2歳・3歳・4歳児の絵本】)
- 作者:間瀬 なおかた
- 発売日: 2002/01/01
- メディア: 単行本
そういえば、最近の五部林は、バス、電車、車(とくに救急車)への興味のほか、飛行機にも関心が出だした。飛行機が飛ぶ音が聞こえると、空を見上げて、じーっと見てる。