〒カワチ日手紙〒- 外 -

「あえて」以降の、生きる仕方の試みの記録。「父」像、「家族」像への試み。文中に出てくるCは妻で、五部林は息子です。

主夫5ヶ月限界説

 今夜もまた、iPhoneのラジオアプリ「TuneIn Radio」から、Ottava Radioを選んで、ストリーミングで流しながら、ワイヤレススピーカーにBluetoothで飛ばして、書き始めている(そういえば、昨日「iTunesから『ラジオ』が消えた」って書いてたけど、今日見たら、別の場所にきちんと「ラジオ」はありました)。

 昨日も、というか、今日も、というか、寝たのは朝の5時で、いったん7時すぎに起きて、Cに「おはよう&いってらっしゃい」メール(最近は、LINEを使ってる)をして、10時すぎまで、「Hulu」で海外ドラマ「LOST」(シーズン1)の17・18話を見たりして、ごそごそしてから、また二度寝。13時半には目が覚めた。

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 それから、DVDレコーダーに録画してあった、昨日放送されたドラマ「最高の離婚」(7話)を見た。
 「しあわせにしますから」と、淳之介(窪田正孝)にプロポーズをされた結夏(尾野真千子)が、「しあわせになるために好きになるんじゃないから」と断る台詞がよかった。もうすでにそのときには、結夏は「ある決断」をしていて、その決断を実行するために光生(瑛太)への手紙を書くシーン(結局、書いた手紙は結夏の手で破られることになるのだが)も。それから、やっぱり、光生は「めんどうくさい奴」で、人嫌いで、天邪鬼なのだけど、いや、順序は逆で、これまで他人への関わりをしようとして、失敗してきたら、「めんどうくさい奴」で、人嫌いで、天邪鬼になってしまったのだと思うけど、そういう他人(上原家のふたり)への関わりをしようとする姿勢も、共感が持てた。
 光生同様、ぼくもあまり「桜も、花見も好きではない」。

 昨夜(ゆうべ)、「最高の離婚」について、facebookにちょっと投稿したら、何人かの人が「私も見てる」「唯一ちゃんと見てる」とコメントくれていて、やっぱり、このドラマは、世の中の人にとっても「大事な作品」になっているのだと思った。

 夕方、Amazonから、昨日注文したプレステ3の交換用の1TBのハードディスクが届いたので、さっそく、今のHDD(CECHH00シリーズの40GB)から、じぶんで交換。そういうの、じぶんでするの初めてだから、少しドキドキしたけど、とても簡単だった。それから、フォーマットやらにいろいろ時間がかかったけど、最後に、昨日、バックアップデータを保存しておいた外付けHDDからリストアして、うまく動いたので、うれしかった。
 さっそく、Playstation Storeから、『メタルギア ライジング リベンジェンス』などの「体験版」(無料)数本をダウンロードして、インストールして、少しプレイしてみたけど、やっぱり、ぼくは、こういうアクションゲームには、まったく向かない人間なのだということが、よくわかった。「慣れ」の問題なのかもしれないけど。「剣」でなんでも切りまくるのは、少し爽快感があったけど。操作が難しすぎる…。
 あと、サッカーゲームの『バーチャストライカー』もダウンロードしてプレイしてみたけど、『メタルギア~』のそれに比べてあまりの映像のリアルさの無さ加減(見た目)にがっかりして、こちらは単純すぎて、2、3回プレイして、もう飽きてしまった。

 ゲームしていたら、20時頃に、こちらも昨日注文したDVD『岸辺のアルバム』が届く。DVDのパッケージ自体が「アルバム」風につくってあり、「こんなところにお金かけなくてもいいのに」と思った。また、封入特典として、脚本担当の山田太一はもちろん、ドラマに関連のある制作総指揮の大山勝美、プロデューサーの堀川敦厚(現:堀川とんこう)、演出の鴨下信一、美術デザインの山田栄、技術・カメラの梅津義文らへのインタビュー、それから、人物相関図、各話のあらすじなど、豪華なカラー刷りの小冊子「『岸辺のアルバム』の記録」も付いていて、そのインタビューをおもしろく読んだけど、彼らのインタビューや、あらすじなど、それらを書いたライターの文体が、いちいち気になった。何か、こう、イライラさせるものがあった。小冊子すべてにおいて、それぞれ、不必要とも言える情報がつねにくっついてきてた。
 「最高の離婚」にも出演している八千草薫が、とても若い。35年前。

岸辺のアルバム DVD-BOX

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 22時からは、これもとりあえず毎回DVDレコーダーに録画していて見ているドラマ「夜行観覧車」を、今夜は、初めて放送と同時に見た。
 湊かなえの原作は、映画でもドラマでも、少し前から人気があるみたいだ。以前、中島哲也監督の『告白』を見たときは、これは、中島ワールドだから、こんなにおもしろいのだろうか? と思ったし、少し前のドラマ「高校入試」は、湊かなえ×長澤まさみということで、最初の数話は見ていたけれど、なんだか展開が退屈だったので、いつの間にか見なくなった。小説を読んだことがないので、なんともいえないのだが、映画でもドラマになる彼女の作品は、一貫しているテーマがあるように思う。人間の「裏の顔」というか、そういうもの。
 「夜行観覧車」は、遠藤彩花役の杉咲花の演技が気になって、見続けている感じ。そういえば、先日、味の素「Cook Do」のCMに、料理をモリモリ食べる娘役で出ていたのを見た。今夜の回では、彼女はほとんど登場しなかった。

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 昨日、facebookのタイムラインに、ぼくが「うつ」であることを報告したことに対し、数人の人が「いいね!」をしてくれ、また数人の人がコメントをくれ、数人の人がメッセージをくれた。
 主夫友のWさんからは「僕も専業主夫5ヶ月が限界で、バイトに出ました。主夫5ヶ月限界説、唱えようかな」と言ってくれ、Yさんからは「私は○○(ぼくのこと)は主夫に向いていないと思う。(中略)出来無いことを無理にやるのではなく、やりたいことに無理すればよいとおもうのだが」と。
 「主夫5ヶ月限界説」というのは、なかなか興味深い…。そして、ぼくに「主夫に向いていない」と言うYさんの言ってることも、なんとなくわかる。ぼくの「文章が好きだから、これからも更新してください」と言ってくれた人もいて、うれしい限り。

 明日は、Cと五部林が自宅に戻ってくる日。
 夜、「大阪駅から(電車に)座れた!」と喜ぶ仕事帰りのCから「明日は地元で、聖徳太子が亡くなった日のお祭り*1に行ってから帰るから、夕方ぐらいになるかな」と、LINEでメッセージが届いていた。
 なんだか、そうして、毎週金曜の夜は、翌日、ふたりが帰ってくると思うと、ドキドキする。昨日のIさんのメールではないのだが「父からは逃げられない」、そんなふうに感じてしまう。
 ふたりがいても、ぼくは育児も家事もほとんどしないでいるのだから、そんなに負担に思わなくても良いとは思うのだけど、同じ部屋のなかにいるのといないではやはり違って、緊張する。

 明日は、たぶん、昨日注文した、「nasne」(公式サイト)や、NECのVistaのノートPCの「増設メモリ」が届くはず。ふたりが帰ってくる前に、設定などをしておきたいな。

*1:聖徳太子が亡くなったのは、推古天皇30年2月22日とされているらしい。そして、Cの地元の兵庫県・太子町の斑鳩寺では「太子会式(えしき)」のひとつ「春会式」が毎年2/22と23に行われる http://www.town.taishi.hyogo.jp/dd.aspx?menuid=1760