バイブル・土田世紀
●五月三日(金)~六日(月)
いわゆる、GW後半。
この四日間については、とくにここで書くべきことはない。
三日は、午後から「ワンワンとあそぼうショー」@NHK大阪ホールへ行き、その足で、Cの実家へ。四日は、おじいちゃん、おばあちゃんとともに五人で、神崎農村公園 ヨーデルの森(雨に降られたりした)→グリーンエコー笠形(山間に泳ぐ鯉のぼり)→ヤマサ蒲鉾工場の芝桜(Cと五部林は車のなかで寝ていた)い出かけ、五日の午後に帰宅。
六日は、家でのんびり。ゴロゴロ。夜、お風呂の水、お風呂の掃除のことで、Cと「小競り合い」はあったものの、穏やかな日々。
三日の夜、お義母さんと少し話をする時間があった。もうお義父さんも、Cも五部林も寝てしまってから。年明けから三月まで、ぼくが「うつ」になってから、ずっと週の半分は五部林を見てもらっていたので、そのお礼と、お礼が遅くなったことの非礼を詫び、それから、今はとりあえずなんとか回復したことを報告すると、お義母さんは「あんまり考えすぎんことよ」と言ってくれた。
それから、四日の夜は、お義父さんと、少し話をした。お義父さんは照れ屋なので、うまく話せないけど、でも、ぼくをすごく気遣ってくれていることがわかった。
また四日の夜は、お義母さんが録画していた「にっぽん縦断こころの旅」(四月三十日放送・姫路市、五月一日放送・赤穂市)をふたりで見ながら、いろいろと話せたことがとてもよかった。
Cの実家には、結婚(二〇〇八年)以前からもう何度も帰っているけれど、今回、初めて、「帰ってきた」というか、ゆっくり過ごせたというか、気を遣わずに過ごせたというか、もっとゆっくりしてもいいな、また帰ってきたいな、と思えた三日間だった。
五部林も楽しそうな日々だった。
●五月七日(火)
GW明け、初日。
朝、寝坊し、Cと五部林が「いってきます」という声で目覚めた(まだCは、昨夜の「小競り合い」を怒っているんだろうな」と思いながら)。それからも昼過ぎまで眠る。
起きて、「hulu」で「LOST」のシーズン6の第九話を見る(更新していなかったこの数日間で、たくさん見た)。その後、国会中継。
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夕食の支度をし、五部林のお迎え。
きょうから、トレーニングパンツを使用しての、本格的なトイレトレーニングの開始でどうなったかと思って、担任の先生に話を聞こうと思っていたのに、お迎えに行ったとき、ちょうど、絵本を読んでいて、うまくタイミングがつかめずに聞き損ねた。
トレーニングパンツは、五日、Cの実家からの帰りに、西松屋(網干和久店)で、「五枚組三層のもの」と「二枚組四層のもの」、計七枚購入していた(他にも、西松屋では、半袖の「カエル柄パジャマ」なども購入)。
保育所からの帰りは、外島公園(誰かのイタズラでブランコが妙に高くなっていた)、新橋寺町児童遊園、淀川河川敷で遊ぶ。
新橋寺町児童遊園では、五部林は、新幹線の遊具に大はしゃぎだった。遊具のなかを行ったり来たり。ニコニコしながら。そして、空を飛ぶ飛行機に「バイバイ」をしたり。ほんとうに、この数日間で「バイバイ」を的確なタイミングでできるようになった。
帰宅して、夕食を食べると、GW明け初日で疲れたのか、夕食後、絵本(『でんしゃはうたう (幼児絵本ふしぎなたねシリーズ)』、『ふたごのでんしゃ (日本の創作幼年童話 15)』)を読んでいたら、ぼくの膝の上で寝始めた五部林。十九時すぎだったか。そのまま、お風呂にも入らずに寝てしまう。十九時半すぎに、Cが帰宅して、驚いていた。
夜、先日、楽天ブックスで注文していた、相原コージ『下ネタで考える学問 (アクションコミックス)』と、土田世紀『かぞく (ニチブンコミックス)』を読む。
相原コージは、企画倒れ、といった感じの作品。下ネタも大変中途半端。
土田世紀『かぞく (ニチブンコミックス)』は、第0話「父ちゃんの関越道」読んで、ぼくはノックアウト。たった八ページの作品なのに、泣いた。
土田世紀が死んで(二〇一二年四月二十四日)、もう一年以上経つ。まったく知らなかったけど、秋田・横手市にある横手増田まんが美術館では、「魂の道程 土田世紀回顧展」が今月二十六日まで開催中と、本書の帯で知る。日帰りでもいいから行きたいと痛切に思った。ここのところ、ほとんど彼の情報を探していなかったので知らなかったけど、去年六月には「新井英樹と日本橋ヨヲコは文章を、すぎむらしんいちと松本大洋はマンガを、ほしよりこは『編集王』のカンパチに励まされた思い出を学生時代の日記帳とともに寄せた」『夜回り先生 希望編 (IKKI COMIX)』という作品も出ているらしい。
没後一年。誰か、本格的な、土田世紀論を書いてくれやしないか。ぼくにとって、土田世紀は、ある意味、バイブルなのだけど。
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