〒カワチ日手紙〒- 外 -

「あえて」以降の、生きる仕方の試みの記録。「父」像、「家族」像への試み。文中に出てくるCは妻で、五部林は息子です。

鉄道甲子園

●四月二十八日(日)

 Cと五部林が朝早くから起きているのを感じながらも、やっぱり旅の疲れが出て、昼前まで就寝。
 昼過ぎ、先日、Cと「小競り合い」*1のあった「鯉のぼり」をベランダに掲げる。紐を引いて、ぐりぐり掲げるのは、まるで国旗掲揚のようだった。五部林、ポヤーっと見ていた。去年は初節句だったから、もっと(ぼくが)盛り上がったような気もするけど。

 前日、新大阪駅で買ってきたN七〇〇系の「トレインボトルウォーター」を五部林がとても気に入ってくれていてうれしかった。以前(二〇一二年九月の山口旅行時)に買ったペットボトルは、お風呂の遊び道具になっているのだけど、水垢なのかなんなのか、すでに黄色くなっていて「ドクターイエロー」化していたので、Cから「お土産に買ってきてあげて。ただし、その他には何も買ってこなくていいから」と言われていた。

 この日、ほんとは「books kotobanoie」の開店日だったので、出かけるつもりだったのだけど、五部林が微熱と、かなりのハスキーボイスだったので、家でゆっくりした。

●四月二十九日(月)

 昼前に家を出て、京阪電車淀屋橋*2淀屋橋駅から歩いて「鉄道甲子園」@ハービスHALLへ。
 Twitterなどの前評判で「かなりショボい」という噂は聞いていたが、そのショボさったら、なかった。電車のハリボテさえ用意しときゃいい、と思ってる。子ども向けのイベントとは言え、子どもをなめてるね。連れてくるのは親なんだから、親の目線をもっと気にしないと。
 関東からも小田急電鉄東武鉄道が参加ということで、少し期待したのだけど、東武にいたっては、ブースにNゲージのみ、という有様。ほんとに信じられなかった。東武は、完璧に関西人を敵に回したといってもいい。
 五部林もすぐに飽きて、いちばん楽しんでいたのは、プラレールコーナーだった。
 二度と行かない。

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 それから、ハービスPLAZA内のとんかつ屋さん(いなば和幸)に入って昼食。そして、阪急百貨店(リニューアルオープンしてぼくは初めて入店)のビクトリノックスショップ(大阪にはここしかないみたい)で、腕時計の電池交換を依頼。さらに、auショップ(ホワイティうめだ店)で、最高に調子が悪く、電話すらかけるのにひと苦労となっていたCのスマフォ(INFOBAR C01)を修理に出したり、料金プランを「くりこしコース」から「分け合いコース」にしてもらったり。
 五部林は、昼食後、ベビーカーのなかで眠っていて、その間に、TULLY'S COFFEEでふたりで少しだけ休んだりもできたけど、auショップにいたときに目覚めて、グズリ始めたので、そそくさと帰る。というより、ぼくらも、グランフロント大阪効果なのか、ものすごい人で疲れてしまって、はやく帰りたかった。
 帰りは、大阪駅から市バスに乗って、守口車庫前(終点)まで。五部林、久しぶりのバスに興奮。
 十七時前、帰宅。
 

*1:「誰がベランダに掲げるのか、わたしには時間がない、ひとりで掲げられないのなら、お父さん(義父)呼ぼうか」とまで言われて、ぼくが怒った

*2:そういえば、淀屋橋駅で全身「ドナルドダック」の着ぐるみ着てる人が階段下りてきて、とても驚いた