完売です
昨夜、〇時前に寝て、今朝七時に起きたら、爽快、とまではいかないけど、ずいぶん目覚めが良かった。やっぱり、寝不足なんだな。あと、最近、「悪夢」をよく見るんだけど、これは、禁煙補助剤(チャンピックス)の副作用なんだろうか。この間、薬剤師さんが言ってた。こわい。
今夜も、〇時前に寝たい。疲れた。
朝、Cと五部林を見送り、きょうは、そのままもう夕食の下準備をした。そして、九時すぎ、家を出て、愛車・リトルカブに跨がり(ガソリン大丈夫かな、と思って、座席を開いたら、イモリが死んでて驚いて尻餅つきそうになった)、ブイン、と天満橋まで。
カウンセリングオフィス天満橋のあるマンションに着いたのは、十時前。ちょっとひと息着いて、それからエレベーターを上がる。「男性専用」というと、妙な響きを持つが、カウンセリングオフィス天満橋は、そういう場所で、ほぼ毎月通っている「パパの子育てカフェ」でファシリテーター(?)をしているHさんを通じて、知った。
先月、メールで申込みをして、担当してもらえることになったYさんとなかなか時間が合わず(この場所を利用する多くの男性は、やはり仕事を終えた夜や、土日に来るのかもしれないが、ぼくは、その逆の時間しか行けない)、きょうになった。
カウンセリング、というものを受けるのは、ぼくは初めてではなく、二十年以上も前、不登校の頃、数年間、大学の付属の高校だったので、大学の学生相談室のようなところに通っていた。もうずいぶん前のことになるから、お名前を出してもいいと思うのだけど、石田陽彦さんという方に担当してもらっていた。当時、家から出るだけでもひと苦労だったのだけど、最初はとても嫌だったのに、毎週水曜日の十五時に石田さんと会うことが、ぼくが唯一誰かと話す場所になった。そして、ぼくは、石田さんのおかげで「自立」というか、「自分で考えること」の方法を教わったと思う。
ただ、二十年以上も前のことになるので、カウンセリングがどんなものだとか、ほとんど忘れていたし、それは担当の臨床心理士の方法も違うだろうから、まったくのまっさらの気持で出かけたのだけど、たった一時間ではあったが、多くのことに気づかされることになった。
ぼくは、まだ四年前に逝った母のに対する「喪の仕事」を終えてないのではないか、そして、主夫になったのは、その母の下、片親で育ち、父親というモデルがないため、ぼくは五部林の「母親」になろうとしているためではないか、など。もちろん、カウンセリングが、そういう深層心理的なものに「気づく」だけが目的ではないが、担当のYさんと話しているうちに、とくに後者の部分は、これまで思ったこともなかったので、そういう可能性を感じることができて良かった。
その後、Cと昼食でも食べようか、四ツ橋に行こうか、とも思ったけど、なんとなく止して、梅田までバイクを走らす。
まず、阪神百貨店裏の原付駐輪場に愛車を止めて、阪急百貨店(うめだ本店)に、四月末に依頼した腕時計の電池交換が完了したという連絡をもらったので受け取りに(三一五〇円)、それから、昨日ネットで予約した来月十六日のHくんの披露宴行きのJR(新幹線)の切符を受取に大阪駅のみどりの窓口に、そして、すごく楽しみにしていた大阪市営地下鉄開業八十周年を記念してつくられた「路線図Tシャツ」を御堂筋線の北改札近くにある案内コーナーに購入しに行ったら「完売です」と言われ、泣きそうになった。
かなりショックだったのでそのまま帰ろうかと思ったけど、せっかく平日に梅田まで来たのだから、と、気になっていた、グランフロント大阪の南館にある紀伊國屋書店(グランフロント大阪店)に行くことにした。
詳細、ほんとは、きちんと書きたいのだけど、今日は眠くて、もう無理なので、こちらを見てください。
気になった本は、ぼくが阿佐ヶ谷在住だったときに好きだった書店「書原」の社長・上村卓夫さんが書いた『書店ほどたのしい商売はない』、津村記久子『やりたいことは二度寝だけ』、『ウエストウイング』、石塚昭生『石塚さん、書店営業にきました。』、ミシマ社編『仕事のお守り』、松本修『どんくさいおかんがキレるみたいな。: 方言が標準語になるまで (新潮文庫)』、ホンマタカシ『BABYLAND RECONSTRUCTION (リトルモア ポストカード ブック 002)』、川内倫子『うたたね・花火 (リトルモア ポストカード ブック 003)』、高橋恭司『ロードムーヴィ (リトルモア ポストカード ブック 001)』、グリーンズ『ソーシャルデザイン (アイデアインク)』、あと、最近「おかあさんといっしょ」でお気に入りの歌「いえ イェイ!!」のアニメーションを担当している杉山実さんの『パパ戦記』、『パパ戦記 二太郎編』も探したけど、見当たらず。
- 作者: 上村卓夫
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それから、五部林の夏服を見てみようと、北館のGAPに行ったら、自転車の絵柄のすてきなシャツとズボンがあって、買ってしまう(普段は、西松屋かフリマ以外では買わないのに。グランフロント大阪に来て、気分が舞い上がっていたのかも)。
その後、どこかでコーヒーでも飲んで帰ろうと思ったけど、もちろんグランフロント大阪のなかのお店は、どこもみんな混んでいて、どこもみんなオサレすぎるので阪神百貨店一階にあった喫茶店「Tip Tip Tip」に行ってアイスコーヒー。カウンターに座ったら、目の前に、ずーっとひとりで大声で話している青年がいて、落ち着かなかった。
十六時前、帰宅。
急いで支度して、五部林を迎えにS保育所へ。それから、五部林といっしょに京阪百貨店(守口店)へ行き、もうだいぶ遅くなってしまったのだけど、中学のときの同級生のNに、出産祝い(三ヶ月遅れ)、ファミリアでロンパースを購入し、旭川まで送ってもらう手続きしたら、送料だけで千二百円もとられてびっくり。五部林、退屈するかと思ったら、意外と、店のなかをウロウロしていて、手当たり次第、商品を取り出したりはしていたけど、機嫌良く。エレベーター前の遊び場で少し遊んで、地下の食料品売場で、蓬莱のアイスキャンデーと豚まんを買い、帰りは、五部林を京阪バス(タウンくる)に乗せてあげようと乗り場まで。バスが車での間、「マンマー」と叫び始めたので、仕方なく、持っていたビスケットを。
そして、バスに乗った途端、五部林は、大興奮、大発狂して、さすがのぼくも恥ずかしくなるほどで「運転手さん…、はやく、出発して!」と願った。下りるバス停が近づき、前に座っているおじさんがボタンを押しそうだったので、ぼくは、わざわざおじさんに聞こえる大きな声で「五部林、次下りるから、ボタン押してなー!」と言ってるのに、ボタンを押してしまったおじさん。五部林は、今、まさにじぶんがボタンを押そうとしていたのに、ピンポーン、と電気が点いたので不思議顔。ぼくは、おじさんの禿げ頭を後ろから張り倒したくなったけど、我慢。
バスを下りてからも、小さくなっていくバスをずっと眺め、バイバイ、と手を振っていた五部林。とても愛おしくなった。
十八時すぎ帰宅。すぐに夕食。今夜は、Cが仕事で遅くなると連絡があったので、ぼくと五部林で入浴。
きょうは、眠る前、保育所で借りてきた、五味太郎『ぽぽぽぽぽ (偕成社の五味太郎絵本)』を読んだ。最近もまた、毎晩、絵本を読んで眠る。
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明日は、ほんとは先週延期したGWB(ご近所ワイワイバーベキュー大会)だったのだけど、水曜の時点で、予報が「曇のち雨」、降水確率五十%だったので、泣く泣く、先週も行った「はなや」でのランチ会にしたのに、昨日辺りから予報が一変して、晴れに。でも、コロコロ変えると、連絡が行き届かない人も出てくるので、そのままランチ会にする。
結局、六家族、大人・十一人、子ども・六人。そのうち五家族が父親も参加予定。うれしい。