〒カワチ日手紙〒- 外 -

「あえて」以降の、生きる仕方の試みの記録。「父」像、「家族」像への試み。文中に出てくるCは妻で、五部林は息子です。

離婚、な、離婚

 昨夜(ゆうべ)も、日手紙書き終えて、0時前に、和室へ行って、五部林と寝る。
 Cは、録画してあった「トンイ」を見ていた。ハマッているらしい。

 今朝は、7時前起床。少し寝坊したので、急いで、五部林を着替えさせたり、3人で朝食食べたり。
 8時前、Cと五部林が出発。保育所に預け終わったCから「きょうは手際よく預けてきました。五部林、ちょっと泣いてたけど、大丈夫そうだわ」とメール。
 昨日に比べると、ちょっと安心して、ひととおりの家事を終えた後、和室で横になって、天井眺めて、何を考えるというわけでもなく、そのままボンヤリしていたら、そのまま寝てしまってて、起きたら、12時すぎ。

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 別室行って、facebookなどチェックした後、昨日から再開した、五部林の成長記録ブログ、更新していなかった186日間のおもな出来事をUPする。すぐに終わるかと思っていたけど、意外に時間がかかり、まだ終わってなかったけど、14:30になったので、急いで支度して、マックスバリュ(太子橋店)まで原付で行き、食材の購入。
 店に、「こいのぼりをつくってみよう」という貼り紙があったので、読んでみると、どうやら、お店が手づくりの「こいのぼりキット」を配布しているようで、それを子どもとつくって、またお店に持ってくれば、「お菓子」をもらえ、さらに店内に掲示してもらうこともできるみたいで、サービスカウンターの人に声をかけたけど、その人は、まだその企画をよく知らないようで、かなり待たされた挙げ句、やっともらえた。楽しみ。五部林とつくろう。
 帰りに、Cから頼まれていた「(粗大)ゴミ処理券(300円分)」を買いに、シェフカワカミ(外島店)に寄ったら、パパ友・Mさん家のSちゃん(奥さん)が、Mくん(五部林とは4ヶ月違い)といて、声をかけられて、とてもびっくりした。

 帰宅して、夕食の支度(さわらの味噌漬け、ししゃも、ちくわと水菜のすまし汁、五部林には+湯豆腐)して、16時すぎ、S保育所にお迎えに。
 教室の窓を覗くと、五部林が背を向けておもちゃ箱に向って立っていて、先生が「五部林くん、お父さん迎えに来たよ!」と言うと、振り返って、ニッコリした。そして、ぼくが、教室に入っていくと、昨日と同じように、スタスタと手を広げて寄ってきて、抱きついてきた。うーん、至福。
 きょうは、保育所に入って初めての身体測定をしたようで、体重10.4kg、身長78.7cm。あと2日で1才9ヶ月の子どものこの体重・身長がどんなものかわからないけど、もう平均体重とか、身長とか、ほとんど気にならなくなった。気になるのは、「食べ過ぎなのではないか?」ということぐらい。
 きょうの「れんらく帳」にも「おかずを2回おかわりしました」と書かれていた…。

 その後、五部林を肩車して、淀川河川敷に散歩。
 夕陽を浴びながら、のんびり芝生の上をウロウロしたり、ベンチに座ってのんびりしたり。保育所に通い出すと、こういう時間が、この夕方だけになるのが、少しさみしいな、と思った。
 18時前、帰宅して、「マンマ、マンマー」と仰け反って叫ぶので、すぐに夕食。

 19時すぎ、Cが帰宅し、すぐに入浴。入浴後は、今夜もまたすぐに眠ってしまった五部林。やっぱり、保育所はいろいろと疲れるのかな。
 眠る五部林を挟んで、Cときょうの報告や、なぜか宮本輝話。「空腹」とCが言ったので、起きて、夕食を温め直す。

 その後、また五部林の成長記録ブログを更新。

 また懲りずにタバコを吸いながらPCに向っていると、Cが来て「やめる気ないん?」と言われる。「や、や、やめる、やめるよ!」と言うと「いつ?」というので、「4月」と答える。失笑後、「じゃあ、それ以降吸ったらどうするん?」と訊かれたので、口ごもっていると「離婚、な、離婚」と言われる。あー。

 きょう、五部林を迎えに行くときに、松下記念病院のそばを通ったら、すっかり桜は散ってしまっていたけど、ツツジがきれいに咲いてきた。
 この花を見ると、この病院の2階で、母が卵巣がんの告知をいきなり受けたあの日のことを思い出す。あれは、6年(もう6年も前になるのか)前の4月下旬だった*1*2けれど、そのときもツツジの花がきれいに咲いていた*3
 母は、孫(五部林)を抱けずに逝ってしまったけれど、きっと、今の日々のことを見てくれていると思う。

 先日読んだ、宇野常寛ゼロ年代の想像力 (ハヤカワ文庫 JA ウ 3-1)』で、好意的に評されていた、脚本家・木皿泉を特集したムック『木皿泉 ---物語る夫婦の脚本と小説 (文藝別冊/KAWADE夢ムック)』が出ていることを、Iさんのfacebookのタイムラインで知る。欲すぃ。
 宇野常寛といえば、『リトル・ピープルの時代』、まったく読み進められておらず、いや、本自体、まったく読んでいない、最近。テレビもほとんど見ていない。明日の天気すら知らない。

ゼロ年代の想像力 (ハヤカワ文庫 JA ウ 3-1)

ゼロ年代の想像力 (ハヤカワ文庫 JA ウ 3-1)

リトル・ピープルの時代

リトル・ピープルの時代