〒カワチ日手紙〒- 外 -

「あえて」以降の、生きる仕方の試みの記録。「父」像、「家族」像への試み。文中に出てくるCは妻で、五部林は息子です。

「以」の字になって寝る

 昨夜(ゆうべ)は、日手紙書き終えて、0時前に、和室へ行って、3人で寝る。
 よく「川の字になって寝る」とは言うが、昨夜は「『以』の字になって寝る」、そんな感じだった。真ん中の「点」が五部林で、左がCで右がぼく。五部林が、上下左右、コロコロ転がるので「以」の字もコロコロ、コロコロ。

 今朝、6時すぎ起床。もちろん、五部林がいちばん早起き。今朝は、少し肌寒い朝。でも、快晴の空。
 Cが朝食を支度している間、ぼくは、五部林を気がさせたり、洗濯機をしたり。3人でゆっくり朝食を食べて、8時前、Cと五部林が出発。
 4/3(水)以来の保育所。五部林、しんどくないかな、無理させてないかな、と心配になりつつ、玄関で、「いってらっしゃい。いつでもしんどくなったら、先生に言いや。おとうさん、すぐに迎えに行くからな」と、頭を撫でながら、五部林に声をかけました。泣きそうだった(ぼくが)。
 その後、五部林を預けたCからメールがあって「無事に送り届けてきました。部屋に入ると泣きはしないけど、私から離れずにいて、カバンの中の色鉛筆をいじり出したからやめさせたら、そこから泣いた」と。
 それから、午前中、ぼくは、いつまた保育所から呼び出しの電話がかかってくるのではないかと気が気じゃなかったけれど、とりあえず何も連絡はなかったため、原付で、マックスバリュ太子橋店のなかにあるクリーニング屋ルビーマックスバリュ太子橋店)に、Cとぼくの冬物のジャケットや、ぼくのスーツを出しに行き、その足で、守口郵便局に行って、欲しかった切手(「季節のおもいでシリーズ 第2集いわさきちひろが春の思い出を題材に描いた作品がデザインされているを2シート購入。1つは、ぼくの分、もう1つは、同じマンションに住むH家のYちゃんに。彼女が、以前、この切手を「欲しい」とfacebookで言っていたことを思い出して。H家のKちゃん(五部林とひと月違いの生まれ)が、現在、高熱を出しているらしく、少しでも励みになればと。帰りに、H家のメールボックスに切手を投函。ちょっと、びっくりさせるだろうか、と思いながら。
 帰宅後、軽く、昼食をとって、眠くなったので、ひと寝入り。
 14時に、先月(3/18*1、車検をお願いしたアダチ自動車さんが来宅し、車検代を支払う約束になっていたので、14時前にアラームをセット。
 アダチ自動車さんからの電話で起きて、お金を持って、階下まで降りてゆくと、作業着姿のAさんがいて、挨拶。85,000円支払う。以前から、お付き合いのあるAさんなので、ぼったくってはいないと思うが、この値段が車検代として妥当なものなのかどうかは、ぼくにはよくわからない。
 あとから、明細を見ると、

 とあり、①~③までは、必ずかかってくるお金だろうけど、要は、④⑤で、エンジンオイル、エンジンコンディショナ、ブレーキオイル、ブレーキクリーナ、マイナパーツ、バッテリ充電、ボディワックス仕上げは「サービス」してくれていたようだけど、あとは、特に何も交換も必要なかったようで、かなりのサービスしてもらったと思っていればいいのかな。
 でも、別れ際に、Aさんが、紙袋渡してくれて、何かと思って覗いたら、かの有名な「堂島ロール」であり、「奥さんと、息子さんで召し上がってください」と言ってくれた。「あと、かなり、ガソリンスタンドなどで点検、整備、オイルの交換などされているようでしたが、ほんとに必要ないので、スタンドでは給油だけにしておいてくださいね。今、90,000kmぐらい走っておられるので、95,000kmぐらいになったら、また連絡ください。そのとき、ひと通り、点検やオイル交換もやらせてもらいますから」と言ってくれた。これだけしてくれて、疑うのは申し訳ない。

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 その後、五部林のお迎えの時間まで、夕食の支度。
 豚肉とうどんの消費期限が昨日で切れていたので、焼きうどんをつくることにした。にんじん、しんたけ、ナス、たまねぎ、油揚げなどを刻んで、焼いて、ソースかけて、最後にしょうゆをタラリ。それと並行して、白菜のスープもつくった。

 16時すぎ、S保育所に向けて出発。
 五部林、どうしてるかな? どうやって迎えてくれるかな? と思いながら。ほんとは通ってはいけない、松下記念病院の敷地内を近いので突っ切る。
 S保育所に入って、教室に向かい、教室の窓を覗くと、五部林が正面奥に立っていて、ぼくの顔を見て、ニッコリした。ぼくが、教室に入っていくと、スタスタと手を広げて寄ってきて、抱きついてきた。うれしかった。
 使ったオムツや、着替え、おしぼりなどをザックに詰めながら、O先生に、きょうの五部林の様子を訊くと「鼻水はたくさん出てましたけど、それ以外は、とても元気でしたよ。きょうは、園庭でも遊んだんですけど、三輪車やら車でたくさん遊んでました。昼食も完食し、完食どころか、他の子の食べ物も取ろうとして、それを制したら、すごく怒ったので、私のパンを半分あげたぐらいなんですよ。…それにしても、よく食べますねー」だって。ぼくが「家でも、ぼくや妻の分を奪って、よく食べます、申し訳ありません」と言うと、「いえいえ、食べないよりはいいんですけどね」と。

 保育所を出て、そのまま帰るのもつまらないと思ったので、ふたりですぐ近くの外島公園で遊ぶ。
 五部林は、公園に置いてあった、他の子の車のおもちゃや自転車に乗りたがり、仕方がないので、そばにいた子と、その親らしき人に「貸してもらってもいいですか?」と声をかけて、貸してもらうことに。かなり長い時間、それらで遊び、その後、すべり台へ。すべり台では、階段ではなく梯子状になっているところを五部林がひとりで登って、ひとりで滑っていて(なぜか、彼は、うつぶせになって、お尻から滑る…)、何を思ったのか、歩いて駆け下りようとしており、当然、足がもつれて、ガチーン! と滑って後頭部を打って、大泣き。かなり痛そうだったけど、ぼくはおもしろくて、ケラケラ笑いながら、五部林の頭をさすってた。
 それから、車のおもちゃを貸してもらっていたSちゃん(2才の女の子)といっしょに遊びだしたりもして、帰宅したのは18時前。

 帰宅後、夕食。
 19時すぎに、Cが帰宅して、ふたりはそのままお風呂に入った。
 今夜の、五部林は、三宮麻由子・ぶん/みねおみつ・え『でんしゃはうたう』に大夢中。
 この本は、以前、Fさんから出産祝いにいただいた本で、そのうち、五部林の手によって、(愛するがゆえに)ビリビリに破かれていたが、昨夜、Cがセロファンテープで補修して、また絵本の棚に置いてあったのを見つけた。お風呂に入る直前、裸になってまで、「読め、読め」とCは、せがまれていた。
 そういえば、先日からパラパラと読み始めている『こどもMOE (モエ) vol.5 2013年 04月号』(雑誌サイト)には、「でんしゃ絵本」特集がありました。全部で約40冊が紹介されていて、定番から最新作まで、正統派から不思議系まで、子どもを鉄ちゃんに育てたい親には必見のリスト。もちろん『でんしゃはうたう』も、昨日まで五部林が夢中だった、間瀬なおかた『でんしゃでいこうでんしゃでかえろう (のりもの×体感×しかけ【2歳・3歳・4歳児の絵本】)』も、ぼくが子どもの頃から大好きな西村繁男やこうれっしゃ (こどものとも傑作集)』も掲載されていて、気になったのは、小風さち*2・文/藍澤ミミ子・絵『はしれ、きかんしゃ ちからあし (日本傑作絵本シリーズ)』と、いぬんこ『おかめ列車』など。

でんしゃは うたう (幼児絵本ふしぎなたねシリーズ)

でんしゃは うたう (幼児絵本ふしぎなたねシリーズ)

こどもMOE (モエ) vol.5 2013年 04月号

こどもMOE (モエ) vol.5 2013年 04月号

  • 発売日: 2013/03/08
  • メディア: 雑誌
やこうれっしゃ (こどものとも傑作集)

やこうれっしゃ (こどものとも傑作集)

はしれ、きかんしゃ ちからあし (日本傑作絵本シリーズ)

はしれ、きかんしゃ ちからあし (日本傑作絵本シリーズ)

  • 作者:小風 さち
  • 発売日: 2008/10/15
  • メディア: ハードカバー
おかめ列車

おかめ列車

  • 作者:いぬんこ
  • 発売日: 2011/08/01
  • メディア: 大型本

 お風呂から上がって、和室で、3人で横になり(また『以』の字になり)、五部林を寝かしつけていると、ふだん、何度か寝たり起きたりを繰り返しながら眠りにつくのに、今夜は、すぐに寝息を立て始めた。20時すぎ。病み上がりで、保育所の一日が疲れたのだろうと思う。
 その後、Cとふたりで起きて、Cは夕食、ぼくは、「堂島ロール」をいただく。

 今夜、五部林が生まれた8日後(2011/7/19)からはじめたブログ「nantokaKANTOka(なんとかかんとか)」、更新がずいぶん、ずいぶん滞ってしまっていた(186日間止まっていた)けれど、五部林の「保育所ライフスタート」という新生活を機に再開してみることにした。
 またすぐ更新できなくなるかもしれないけど、この日手紙とともに、書き続けていければ。
 直接のお知り合いなどにしか読んでもらえないようにしているため、IDとパスワードが必要。

 今夜、また、タバコを吸っていたことが、Cにバレた模様。完全に目撃されたわけではないけれど。うーん、辞めたいのに、辞められない。どうしたものか。

*1:http://sube.hateblo.jp/entry/2013/03/19/233000

*2:『わにわに』シリーズの人だ