〒カワチ日手紙〒- 外 -

「あえて」以降の、生きる仕方の試みの記録。「父」像、「家族」像への試み。文中に出てくるCは妻で、五部林は息子です。

春はSAYONARAの港です

 昨夜(ゆうべ)は、日手紙書いて、「朝まで生テレビ!」(『激論!アベノミクスは日本を救うか?!』)を、久しぶりにリアルタイムで見ながら(放送は、生放送ではなく、収録放送だったようだけど)、小幡績という人の笑い声が響くのを脳で聞きながら、そのままウトウト。3時頃就寝。

 今朝、10時頃起床。昼過ぎにCと五部林が帰宅予定だったので、部屋の空気を入れ換えたり、片付けしたり、洗い物したり。
 また久しくお風呂に入っていなかったので、シャワーを浴びた。シャワー浴びながら、なぜかぼくの口から出てきたのは、おニャン子クラブの「じゃあね」(作詞:秋元康/作曲:高橋研)。季節のせいかな。


おニャン子クラブ - じゃあね (ファイナルコンサート) - YouTube

春はSAYONARAの港です 人はそれぞれに船出です
空の陽射しの風に この次の季節がこぼれてます

 シャワーから上がってきて、Cから「今から帰ります。12時半ごろになるかな」とメールがあったのは、11時すぎで、しばらくボンヤリしていた後、きょう、iTunesで買ってしまったザ・フォーク・クルセダーズ(第4次)「若い加藤和彦のように」(iTunesのページ)をわりと大音量で流しながら、昼食の支度。

若い加藤和彦のように

若い加藤和彦のように

胸にしみる 空のかがやき
今日も遠くながめ 涙をながす
悲しくて 悲しくて
とてもやりきれない
このやるせない モヤモヤを
だれかに 告げようか
(「悲しくてやりきれない」作詞・サトウハチロー/作曲・加藤和彦

 Cから「渋滞と、それから五部林の機嫌がどうしても悪くて休憩してるから、帰るのは14時すぎになりそう」と電話があったのが、12時ぐらいで、(珍しく)せっかく昼食つくったのにな、と思った。
 14時すぎに、マンションの階下に着いたCから電話があり、「荷物が多いので、手伝って」と。エレベーターで降りたら、目覚め顔の五部林がニヤリと笑って立っていて、それからいったん部屋に荷物を引き上げ、すぐにまた外出。
 16時から「ベーカリーレストランサンマルク 大阪たつみ店」に、遅まきながらのCの誕生日(3/11)祝い、それから、五部林の保育所入所祝いを兼ねた夕食を予約していた。
 車のなかで、五部林すぐまた寝るかなと思っていたら、まったく元気で、後部座席でチャイルドシートの五部林の横に座るCは、ずっと遊び相手をさせられていて、先日(3/26*1)、西松屋で購入した「阪神電車」のおもちゃでガタゴトガタゴト。
 16時の予約には幾分はやく店に着いたけど、店の人に声をかけたら、窓際のきれいに桜が見える席に通してくれて、「お誕生日コース」を注文。

 去年もここに3人で食事に来たのだけれど、そのときの五部林は、テーブルに装着する型の小さなイスに座っていたのに*2、今年は、しっかりと子ども用のイスに座っており、成長を感じる。
 そして、いつものように食べ散らかしながらも、楽しく食べており、窓からは大好きな「バス」や「トラック」が見えるので、大喜び。
 毎回、この店に来ると、おいしい焼きたてのパンをイヤというほど運んで来てくれるのだけど、16時からの食事ということもあってか、いまいちパンを持ってきてくれる頻度がいつもより少なく、さらに、お誕生日コースを注文すると、サプライズとして、ピアノの生演奏で「Happy Birthday」を演奏してくれ、花火が乗ったケーキを持ってきてくれるのに、きょうはそのサービスがなくて、少々残念だった。五部林、とても驚いて(彼の誕生日じゃないけど)くれると思ったのにな。
 
 17時半頃、満腹になって店を出て、帰りの車のなかで、運転しているぼくもCもだいぶ眠たかったのに、五部林だけはすごく元気で、またCに「遊べ」とせがんでいた。店のなかで渡そうと思っていた、五部林の保育所入所祝いのプレゼントの本『バスとトラック』・『しょうぼうしゃ・パトカーいっぱい』を渡すと、少し興味を示したが、やっぱりすぐにCに「遊べ、遊べ」と。
 内環状線を北上していると、いつものとおり、イオンモール鶴見緑地の手前で渋滞し始めたので、東に折れて、以前、結婚当初、ぼくとCが住んでいた諸口の市営住宅を通ると、そこにもきれいな桜がほぼ満開の花を咲かせており、なんだか懐かしかった。そこに住んでいるときは、今の生活なんて、ほとんど予想できなかった。

バスと トラック (BCキッズ 最新・のりものずかん 5)

バスと トラック (BCキッズ 最新・のりものずかん 5)

 18時すぎに帰宅。
 すぐにお風呂を沸かし、沸くまでの間、先日、Cのお義父さん、お義母さんが、五部林を遊びに連れて行ってくれた、赤穂海岸公園の写真と動画を3人で見ながら、ぼくは泣きそうになった。お義父さん、お義母さんと、楽しそうに遊んでいる五部林、そして、孫と観覧車に乗ったり、大好きな汽車や車の遊具に乗せて笑っているお義父さん、お義母さん。
 ぼくの「うつ」のこの数ヶ月間、ほんとにお世話になりっぱなしで、いつか近いうちに、きちんと直接お礼を言いに行かなければと思ってるけど、勝手なことを言わせてもらえば、ふつうに暮らしていれば、お義父さん、お義母さんが、こんなに孫の五部林と過ごす時間はなかったともいえ、親孝行でもあったのではないか、なんて思ってしまう。

 風呂が沸いたので、ぼくとふたりで入浴。
 裸になった五部林を見ると、首回りのかゆみがひどいようで、赤く、そして傷になっている。アズノール軟膏は毎日数度塗っているのだけど、やっぱり効かないのか。ステロイドに頼るほかないのだろうか。
 風呂から上がって、アズノール軟膏をべったり塗り塗り。その後、眠いはずなのに、しばらくゴソゴソしていたが、また「阪神電車」のおもちゃを握って、五部林は、ぼくとCの間でスヤスヤと寝息を立て始めたのが、20時半頃。

 昨日が「『ひとり時間』最終日*3」なら、きょうは、「3人時間、再スタート日」と言えるだろうか。
 きょうは、車で走ってると、どこもかしこも桜の下には、多くの人が集まっていて、お花見をしていた。もう来週の週末は、見頃は過ぎているのかもしれない。
 明後日、4月から、五部林は、保育所生活。明日を迎えるのが、なにか、こう、やっぱり、とてもさみしい。

http://instagram.com/p/XeYv7pPXvK/

*1:http://sube.hateblo.jp/entry/2013/03/26/233000

*2:http://d.hatena.ne.jp/subekaraku/20120309

*3:http://sube.hateblo.jp/entry/2013/03/29/233000