〒カワチ日手紙〒- 外 -

「あえて」以降の、生きる仕方の試みの記録。「父」像、「家族」像への試み。文中に出てくるCは妻で、五部林は息子です。

困窮度の点数

 昨夜(ゆうべ)は、珍しく入浴して、「Hulu」で「LOST」(シーズン2)の第15話と16話を見て、2時頃就寝。
 中学のときの吹奏楽部の顧問だったI先生の夢を見た。I先生とはしばらく会っていない。どうしているだろうか、と、目覚めて思った。

 今朝は、8時前に起きて、昨日届いた「保育所入所承諾書」の件で市役所に寄ってから、五部林を職場の近くの保育園の一時保育に預けて出勤するCと五部林を見送り、五部林が食べ散らかした食卓を片付けたり、洗い物したり、洗濯したりして、別室で落ち着いたのが10時前、「国会中継」を流しつつ、PCに向かうと、昨日の日手紙と同じような内容をfacebookに投稿した「保育所入所承諾書」の件で、いろいろな人が「いいね!」してくれたり、コメントをしてくれたり。
 保育所に通う、ということは、子どもが「いろんな人に関われること」、さらに「子どもたちを中心にした良い親たちのつながりができること」が良い、とコメントくれたりしてくれた。みんな、関心の高いテーマなんだと思う。

 「保育所入所承諾書」の件で市役所に寄ったCから電話があって、まず「私のほかにも、保育所の件でたくさんの人が窓口に来ていてびっくりした」とのことで、ぼくもそれを聞いて驚いた。それから、ぼくらが第一希望のN保育所ではなく、第二希望のS保育所に決まった理由としては、やはり、親(や子)の困窮度を点数にしてその合計点数だけで保育所の入所が決まるわけではなく、いろいろなことを市の担当者が判断して決められたものであるということ、それから、今年はN保育所の希望申込者が多かったことで、現在、予定入所者に加え3人の定員枠の拡大を検討していて、また、ぼくらのように、決まった保育所を変更して欲しいという申し出があるかもしれず、3月末ギリギリまで調整は行う予定である、との話だったらしい。

 昼12時~15時半まで昼寝。
 それから、また「Hulu」で「LOST」(シーズン2)の第17~19話を見て、また寝てしまう。昨日の京都行きが疲れが出たのか、すごく眠たい一日だった。「LOST」はシーズン1にも見られたように、また「中だるみ」の展開。登場人物の過去のエピソードに引っ張られすぎて、なかなか現在の出来事が進まない。でも、ときどき秘密が明かされたり、新たな展開が挟まれたりするので、どんどん次を見てしまいたくなる。

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 18時半頃に目が覚めて、iPhoneを見てみると、Cからその30分ぐらい前に「これから帰る、冷蔵庫に入ってるアルミホイルのやつを焼いといて」とメールが届いていたので、慌てて焼いたり、洗濯物を取り入れて畳んだり、お風呂を沸かしたり。
 ふたりが帰ってきたのは、19時すぎで、なぜか機嫌の悪かった五部林と3人で夕食。
 一時保育に預けられるとやはり、さみしかったり、不安だったりして、気持ちが安定できないのかも、なんて、勝手に想像してみたり。「ぼくが、面倒を見ていれば…」という、罪責感がそう思わせているのかもしれない。Cによると、きょうも、一時保育に預けるときは足にしがみついて大泣きだったらしい。
 夕食後、機嫌が悪い五部林をすぐにCがお風呂に入れている間、ぼくは後片付け。お風呂からは、五部林の楽しそうな声。やはり、誰か(というか、Cに)べったり甘えたかったんじゃないだろうか。
 どの園になるかは別としても、4月から(あと1ヶ月もない!)保育所に通うことには変わりなく、たぶん、最初は苦労するんじゃないかな、と思う。五部林も、ぼくも、Cも。
 
 五部林を寝かしつけた後、Cがぼくのいる別室に来て、「保育所入所承諾書」の件で、「明日ももう一度、市の児童課に行ってこようと思うけど、どう思う?」と訊いてきた。どうやら、きょう、職場でこのことを話し、いろいろとアドヴァイスを受けてきたらしい。
 ぼくは、もちろんN保育所に入れることがいちばんだけれど、もうなんだか、S保育所でもいいんじゃないか(近いし、園庭開放時に接してくれた先生たちの雰囲気も良かったし)とか思ってきていて、それで、市の方も、調整は可能だと言ってくれてるのだし、もう少し待ってみたら、と、そんなふうなことをCに言ったら、「私もそう思ってきてるのだけど、『困窮度の点数』は、我が家はきっと高い(母親の就労+父親の病気=うつ)はずなのに、なぜ第一希望が通らなかったのか、その他、どんな調整が行われたかが納得がいかないだけ」と答え、さらに「きょう、市の担当者の人に話していたときも、その人はメモもとっていなかったし、また連絡くれるとか言ってても忘れられてしまうかもしれないから、きょう申し出たことを、きちんと文書にして明日提出だけしてくるよ」と言ったので、それは、お互いのためにも残しておいた方がいいかもしれないと思ったので、ぼくも賛成した。
 それから、久しぶりに、Cとゆっくり話した。とくに、何を、というわけでもなく、Cの最近進めてる仕事のこととか、五部林の様子とか、facebookの公開範囲(ぼくの投稿が、予想してない以上にCに公開されていないということが判明)のこととか。
 こういう話を、以前は、もっとふたりでゆっくりできていたな、と思った。